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イベントレポート

実際に現地に赴き、現場の姿を自分自身で確かめることは、多文化・国際協力の分野において非常に重要な研究プロセスです。

1・2年次

フィールドワークの準備

1・2年次はフィールドワークの準備期間として、多文化・国際協力の学び、ラウンドテーブルや社会調査法などを履修して、土台を固めます。

3・4年次

フィールドワークの実施

3・4年次にはフィールドワークを実施します。自ら現場に出向き、自分の目で現地の姿を捉え、研究テーマの知識を深めます。

4年次

フィールドワーク
報告卒業論文の執筆

フィールドワークを終えると、その過程や成果をフィールドワーク報告卒業論文としてまとめます。

国際社会の諸問題の本質を
自分の目で見つめ、
解決策を考察する

3年次から4年次にかけて全員が行う国内外でのフィールドワークは、計画の立案から事前調査、関係者との折衝、実施にいたるまで、すべての作業を学生自身が行う点に特長があります。具体的な問題意識をもち、現場の文脈にそって問題を考えることで、多文化交流や国際協力の方法と問題点を体験的に学習。さらにそこで得た調査結果にさまざまな考察を加え、フィールドワーク報告卒業論文に取り組みます。

2017年度多文化・国際協力コースのフィールドワーク報告卒業論文例(参考)

2017年度多文化・国際協力コースの
フィールドワーク報告卒業論文例(参考)

  • インド

女性のエンパワーメントに向けた地域住民による開発の転換 ─インドラージャスターン州で活動するNGO「Sambhali Trust」を事例に─

  • イスラエル

「知識」は対立を越えられるのか ─イスラエル・パレスチナの和平プロジェクトからの考察─

  • マラウイ共和国

「ゴミ」とともに生きる ―リロングェ社会を事例に─

  • インド

「近代化」に対する受容の在り方について ─北インド・ラダック地域を事例にして─

  • 東京都・京都府

20代後半女性のカナダ・トロントにおけるワーキングホリデー体験

  • フィンランド

“国民のろうそく”として生きる ―フィンランドの普通高校の教師たち─

  • 福島県

手仕事に回帰する女性たち

  • 東京都

小さなタウヒード的社会空間 ―大塚マスジドに集うムスリマたちが語る国際結婚─

  • アメリカ・ハワイ州

「ローカル」をめぐる「位置化(positioning)」と交渉の語り ―多文化共生社会ハワイを生きる人びとのアイデンティティ─

  • 愛知県

外国につながる子どもたちへの就学前教育における効果と課題点 ─愛知県A市プレスクールに注目して─

  • 沖縄県

沖縄県西表島における移住者の適応と地方創生の可能性 ─県外出身移住者へのインタビュー調査を基に─

  • オーストラリア

民族観光(エスニック・ツーリズム)の社会的マイノリティへ与える影響と可能性 ─オーストラリア先住民族アボリジニ男性のライフヒストリー─


先輩の体験談

フィールドに出て、現場の事実に
真摯に寄り添う大切さ

本田 あや
国際関係学科 多文化・国際協力コース4年

マラウイで再利用される“モノ”

マラウイで再利用される“モノ”

初めてマラウイ共和国を訪れたのは、サークル活動を通じて渡航した1年生の春休み。この時、人びとが道端に気軽にゴミを捨て、路上にゴミが散在していることに驚いたのがきっかけで、「マラウイのゴミ問題」に興味をもち、卒業論文のテーマにしました。マラウイにはその後も夏に2度、フィールドワークのために訪れました。約2週間の滞在期間中に、現地の人びとの生活に入り込み、寝食を共にしながら行動などを観察。インタビューをとおして人びとの「ゴミ」との向き合い方を探りました。この調査での一番大きな発見は、私たちにとっては「落ちているゴミ」であっても、マラウイの人びとにとっては、そうではないということ―それらの多くは再利用の途中である「モノ」であるという認識の違いについて知ったことでした。

マラウイの人びとは、モノと上手に付き合っていく知恵が豊富です。世界的に廃棄物の増加が進む現代社会を生きる私たちにとって、モノの有効利用は必要な力であり、マラウイの人びとから学ぶ姿勢が大切だと思いました。フィールドワークをとおして、先行研究の大切さを実感するとともに、実際に現場を体験することの重要性と面白さを知りました。

将来は、現場に寄り添い、自分の五感を使って感じ、考え、発信し、本質を見つめながら多角的な視点で物事を捉えられるようになりたいです。そして、より生きやすい社会のために少しでも貢献していきたいと考えています。