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フィッシュ・アンド・チップスの歴史:英国の食と移民

2021.01.26

『フィッシュ・アンド・チップスの歴史:英国の食と移民』

講師:栢木清吾(神戸大学国際文化学研究推進センター研究員、翻訳者)
19世紀英国に誕生し、20世紀初頭に安価で栄養価の高い日常食として労働者階級に普及したフィッシュ・アンド・チップス。魚の衣揚げの起源はユダヤの食文化にあり、揚げた細切りのジャガイモはフランスに由来すると考えられる。店舗経営者には移民が多く、その出身地はイタリア、キプロス、中国と多岐にわたった。英国の「国民食」の形成と移民の関係を解き明かす。
本講演会では、訳者の栢木清吾氏をお招きし、本書に描かれていること/描かれていないことといった内容の解説とともに、本書を翻訳した今日的意義についてご講演いただく。

日時 1月26日(火)14時40分~16時10分
会場 津田塾大学 教室ZOOM会議【川端2年セミナー】

*「2年セミナー」(川端浩平)の講義中にオンラインでトークイベントを実施します。津田塾大学の在学生・教員の方なら、受講生以外の聴講も歓迎します。また、講演者等の許可のもとに、後日録画を学内公開します。学生・教職員は、「オンライン授業時間割」のサイトから視聴することが可能です。

主催 多文化・国際協力学科

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