「助けて」が言えない子どもたち －市販薬の依存症を中心に－

講師：嶋根卓也氏

　国立精神・神経医療研究センター精神保健研究所薬物依存研究部 心理社会研究室長。薬剤師、医学博士（公衆衛生学）。専門は薬物乱用・依存に関する疫学研究。「ダメ、ゼッタイ」と言わない楽しい薬物乱用防止教育がモットー。1974年埼玉県生まれ。2児の父。趣味はジャンベ（アフリカンドラム）。「仕事しながら遊ぶ、遊びながら仕事する生活」を目指している。元津田塾大学非常勤講師。

日時：2023年12月4日（月）13:00－14:30
場所：小平キャンパス　特別教室
ヒューマン・セクソロジー（4）の講義中に実施します。津田塾大学の在学生・教員の方なら、受講生以外の聴講も歓迎します。

嶋根卓也氏による内容紹介：
近年、身近な市販薬を大量に服用するオーバードーズ（OD）が若者たちの間で流行しています。この講義では、市販薬を乱用する若者たちの「こころ」に着目しながら、市販薬の乱用が広がる背景・理由を考えていきます。そして、若年者（特に若年女性）に必要な支援やサポートについてみなさんと意見交換をする場を作りたいと思います。