講演会・イベント
今を生きるアイヌ
公開講座 今を生きるアイヌ
講師:鵜沢加那子(北海道大学大学院メディア・コミュニケーション研究院研究員)
19世紀後半から20世紀中頃まで、アイヌ民族は、日本北上に位置する北海道(周辺)に住むエキゾチックな民族として研究者の注目を浴びました。そんなアイヌ民族、2008年には、日本政府により日本の先住民族として認められます。しかし、その後も自然の中で熊と共に生活している民族、あるいは、近年2014年、北海道札幌市議員によるもうアイヌ民族存在しない発言などでメディアの注目を浴びます。
では、実際アイヌ民族とはどのような民族で、現在どのような生活をしているのでしょうか?今回の講義では、日本文化とアイヌ文化の中で育った私自身の経験をもとに、現在生きるアイヌの状況についてお話したいと思います。その中で、海外在住(現在ノルウェー在住)でもアイヌ文化表現のひとつとして、自らプロデュースしたコンテンポラリーアイヌダンスやウェッブサイトなども紹介していきたいと思います。
日時:2021年6月3日(木)8:50-10:20
場所:津田塾大学 教室ZOOM会議義「木曜1限 先住民論」
*「 木曜1限 先住民論」(木村真希子)の講義中にオンラインで実施します。該当のURLからZOOMにアクセスしてください。
津田塾大学の在学生・教員の方なら、受講生以外の聴講も歓迎します。
また後日録画を学内公開します。学生・教職員は、「オンライン授業時間割」のサイトから視聴することが可能です。