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【学外公開】医療人類学から考える「病気」の意味 フィジーの事例から

2024.12.04

講師: 佐々木 理世 氏 
日時: 2024年12月4日(水) 13:00-14:30
場所: 津田塾大学小平キャンパス 7号館4階 7406教室

概要
医療やケアの課題は、世界中でさまざまな形で顕在化しています。特に、文化的な要素は、人々の経験する「病気」に多様な意味や文脈を与えています。
本講演では、文化がどのように「病の語り」の土台となり、「病気」に意味を持たせるのかを、フィジーの病や障害の事例を通じて紹介します。

講師略歴
佐々木 理世 RISE SASAKI
ユニバーシティ・カレッジ・ロンドン(UCL)で医療人類学を専攻。高校時代をフィジーで過ごした経験から、フィジ—における障害や病の捉え方を研究し修士号を取得。同大学で、デジタル人類学の研究プロジェクトのリサーチアシスタントとして務め、日本の農村地域における高齢者の健康に関する研究を行っている。

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