在校生インタビュー
桑原春香(多文化共生コース4年)
卒業論文テーマ…震災地域へのIターン移住要因と移住後の実態より存続可能な地域に向けて必要な要素とはー福島県双葉郡楢葉町のシェアハウスを通じて出会った移住者の声からー

多文化共生コース4年の桑原さんに卒業論文やフィールドワークの体験、
それらを通し学んだことや、後輩、高校生に伝えたいことをお伺いしました。
Q1 研究の内容とそのテーマにたどり着いた背景は何ですか?
テーマに至った理由は、大学休学中に福島県双葉郡楢葉町で1年あまり生活し、多くの移住者と出会ったからです。町には「東日本大震災」「原子力災害」「田舎」「少子高齢化」が揃っていることから、多くの移住者と出会えるとは生活する前想定していませんでした。しかし、沢山の個性豊かな「Iターン移住者」と出会うことになり彼らに興味を持ちました。震災・原子力災害地域になぜ県内外から移住するのか、その後地域でどのような生活を送っているのか、そして存続可能な地域であり続けるために町に必要な要素は何かをテーマに研究しました。
Q2 フィールドワークを実施し卒業論文を執筆した中で、最も学んだことは何ですか?
「Iターン移住者」といっても一人ひとり考え方が異なったことから、当たり前のことかもしれませんが物事を一括りにして捉えることは難しいと学びました。フィールドワーク中のインタビューにおいて、相手の想いを可能な限り深い所まで聞き出すことで「移住者は〇〇である」と断定できないことがわかりました。
Q3 就職活動を終えて、さらに卒論も書き終えた今、後輩に伝えたいことはありますか?
早めに行動することをお勧めします。就職活動と卒論執筆、どちらにおいても早めに動くことで後々余裕ができ、納得した形で終わらせることができると思います。卒論に関して、私は研究テーマを休学期間の後半(3年生後期にあたる)から考え始めました。周囲より少し遅めでした。1.2年生からテーマについて考えていれば、更に考察を深められたのではないかと思います。
Q4 多文化・国際協力学科で学んでよかったと思うこと、学科のアピールポイントは何ですか?
フィールドワークの実施により、自分の目で見て考えられる機会が設けられていることです。ネットで気軽に何でも調べられるようになった時代において、現地に足を運びコミュニケーションを取り、考察することは貴重な経験になると思います。
※掲載内容は取材当時のものです。