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中根千枝賞受賞者

谷川真由(国際協力コース)

2025.03.19

2024年度 中根千枝賞受賞者

谷川真由(国際協力コース)

多文化・国際協力学科では、優れたフィールドワーク報告卒業論文を完成させた学生に、中根千枝賞*を授与しています。
2024年度は以下の3名が表彰されました。

谷川 真由
「ガーナにおける洋服の流通と伝統的衣装文化の共存—アフリカ布の使用に着目した衣服選択を通して—」

小野寺 晴
「ろう者と聴者が築く新たな共生の形—居酒屋が生み出す合理的配慮を超えた空間」
諸星 美和
「在日クルド人第二世代の女子の進学と将来像—埼玉県川口市の日本語教室でのフィールドワークから—」

谷川真由さんの受賞のことば

 この度は、中根千枝賞を授与していただき、誠にありがとうございます。名誉ある賞を頂戴し、大変光栄に存じます。この場をお借りして、調査にご協力くださったガーナの皆さまをはじめ、ご指導いただきました八塚春名先生に、心より感謝申し上げます。
 高校生の頃、テレビでアフリカ布を目にし、その鮮やかな色彩や力強さに心惹かれました。それをきっかけにアフリカ布への関心を深め、卒業論文のテーマとして選ぶまで、“好き”という気持ちを貫くことができたことを、大変うれしく思っております。
 ガーナのフィールドでは、予期せぬアクシデントに何度も見舞われ、思い通りに進まないことにもどかしさを感じる場面もありましたが、現地の方々に支えられながら、無事に行うことができました。フィールドワークでは、洋服(古着)とアフリカ布を用いた衣服が、日常生活の中でどのように使用されているのかを主な研究テーマとして調査を行いました。しかしその過程で「ガーナ人は服を捨てない」という思いがけない発見もあり、現地でフィールドワークを行ったからこそ得られた学びが多くありました。
 社会に出た後も、フィールドワークを通じて得た現場を知ることの大切さを忘れず、国際協力の分野で少しでも貢献できればと考えております。

* 中根千枝賞:本学出身の社会人類学者であり、日本における女性フィールドワーカーのパイオニアであった中根千枝氏を記念した賞。

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