多文化・国際協力学科学科発信メディア

在校生インタビュー

入江由麻(国際協力コース4年)

2025.03.04

卒業論文テーマ…ボランティア活動の多様化と受け入れ側の役割に関する研究—奥多摩町森林ボランティア活動の事例から—

国際協力コース4年の入江さんに卒業論文やフィールドワークの体験、
それらを通し学んだことや、後輩、高校生に伝えたいことをお伺いしました。

Q1 研究の内容とそのテーマにたどり着いた背景は何ですか?

 日本は、国土面積の約7割を森林が占める、森林大国である一方で、森林の管理・手入れ不足が深刻な問題となっています。大学2年生の夏に、農山村地域活性をビジョンの一つとして掲げているNPO法人でインターンしたことをきっかけに奥多摩町で森林ボランティアに従事するようになりました。既往の研究では、森林ボランティアの参加者側に着目して調査されていることが多かったのですが、私は森林ボランティアでたくさんお世話になってきた奥多摩町のボランティア受け入れ団体・住民・NPO法人などこれまでの研究ではあまり対象とされてこなかった森林ボランティアの受け入れ側の方々を対象として調査をしました。

Q2 フィールドワークを実施し卒業論文を執筆した中で、最も学んだことは何ですか?

 フィールドワークを通して、地道に着実に継続することの大切さを学ぶことができました。私は、フィールドワーク先である奥多摩町にボランティアとして何度も通い参与観察やインタビュー調査を行いました。何度も通ううちに、奥多摩町の地域の方やNPOスタッフの方、森林ボランティアのメンバーと親しくなっていくことができました。そのおかげで多くの方にインタビュー調査をお願いすることができましたし、何よりいつも私を暖かく迎えてくれる奥多摩町は卒業論文を書き終え、卒業してからも私の第2の居場所となると思います。奥多摩町での様々な経験や人との出会いは、やはり継続して活動をしてきたからこそ得られたものであると感じます。

Q3 就職活動を終えて、さらに卒論も書き終えた今、後輩に伝えたいことはありますか?

 大学生活を通して、自分が心から楽しいと思えることを見つけてみてください。私は大学生活を通して、たくさんの場所に訪れ、多様な人々に会い、自分が少しでも関心を持ったことには飛びこんで挑戦してみようという気持ちでいました。そうすることで自分が本当に楽しいと思えることを見つけ、大学院進学への道に進むことができました。「勇気は一瞬、後悔は一生」という言葉があるように、4年間という短い大学生活の中で自分が興味をもったものにぜひ挑戦してみてください!

Q4 多文化・国際協力学科で学んでよかったと思うこと、学科のアピールポイントは何ですか?

 多様な分野の学問を学べたこと、フィールドワークの貴重な経験をすることができたというのは多文化・国際協力学科を選んだからこそだと思います 。多文化・国際協力学科の先生方は多様な地域・分野で研究をされているため、授業では自分が知らない世界をたくさん知ることができてとても楽しかったです。ゼミの仲間たちも一人一人多様な興味分野をもっており、それぞれのフィールドワークや活動についての話を聞いたり、意見交換をしたりすることで刺激をもらいました。また、フィールドワークの実施が必須であり、授業でもリサーチクエスチョンの立て方から調査方法まで丁寧に学ぶことができるところが魅力だと思います。

※掲載内容は取材当時のものです。

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