多文化・国際協力学科学科発信メディア

卒業生からのメッセージ

本田 あや(2017年度卒業)野村総合研究所インド法人 Chief Project Designer | Global Knowledge Center

2024.10.13
Voice
 

津田塾大学の学びを通して、女性として強くでもしなやかに生き抜く力と、物事や人を俯瞰的に見る視点、そして思考力の土台を築くことができたと実感しています。これは、津田塾大学の先生方や事務の方々の手厚いサポートと指導があったからです。
またこれらを今でも磨き続けることで、自分も変化し続け、尊敬できる方々により出会えるようになってきたと思いますし、試練をチャンスだと考えられるようになってきました。そんな自分自身のことを信頼できていますし、今後も育ててあげたいと考えられています。
皆さんが津田塾大学を選択された理由は様々だと思いますが、ご縁があったから、またはあるからこそ、いまの機会が目の前に来ているのだと思います。どうかご自身の選択を自分で正解にしていってください。1つ1つに一生懸命に取り組めば、その時は分からなくても、後から振り返った時に、かけがえのない経験と今後の飛躍に向けた土台を築くことができたと気付けるはずです。
先日インドの地で、津田塾大学を卒業され輝かしく生き抜いている方々にお会いする機会がありました。彼女達を見ていても、改めて津田塾大学はかけがえのない人生の一部になっているのだなと感じることができました。皆さんとも、いつか世界のどこかでお会いできることを楽しみにしています。

PROFILE

岐阜県飛騨市生まれ。高校卒業までを大自然に囲まれた地元で過ごす。津田塾大学では、学芸学部国際関係学科多文化・国際協力コースに所属。アフリカに恋焦がれ、フィールドワークはマラウイ共和国をフィールドに、ゴミと人の関係について向き合い続け、卒業論文を執筆。卒業後は大手日系の医療機器メーカーと基幹システム営業を経て、野村総合研究所インド法人に転職。インフラと医療をテーマに複数の案件に取り組み、クライアントとプロジェクトに日々向き合っている。

※多文化・国際協力コース(多文化・国際協力学科前身)卒業生

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